宇宙時代へ

 宇宙開発と聞くと、たいていのアメリカ人は、
「また巨額の税金がかかる」という反応をするでしょう。
 しかし、役所がやるから、巨額の税金がかかるのです。
もはや、宇宙開発は、民間企業の時代だと思います。
 政府は、宇宙開発に関し、補助金を出すか、
税制上の優遇措置を与えるだけにすべきです。
宇宙開発に関しては、政府は「小さな政府」であるべきです。
 それにしても、思うのは、スペースシャトルのことです。
あの大きな船体は、格好の広告媒体になったはずです。
コカコーラ・カラーのスペースシャトルや、
マクドナルド・カラーのスペースシャトルがあっても、よかったはずです。
そうすれば、開発費用や維持費において、税金を節約できたと思います。
 宇宙ステーションだって、広告スペースを作って、
民間企業から資金集めをした方がよいと思います。
 民間企業は、税金を払うのは嫌がりますが、
こういう方式ならば、お金を出してくれると思います。
 これからの時代は、自動車メーカーがF1マシンを開発するように、
宇宙産業が、宇宙船を開発する時代になるでしょう。
 (資金力があるならば、自動車メーカーも宇宙産業へ進出すべきでしょう。
自動車も宇宙船も、輸送手段という点においては同じです。)

宇宙時代の始まり dawn of the space age 2004 9 29

2004年9月28日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「宇宙へ観光飛行」
「英ヴァージン・グループは、27日、
2007年にも宇宙旅行を世界で初めて商用化すると発表した。」
「6月に民間初の有人宇宙飛行に成功した、
アメリカの『スペースシップ・ワン』の開発者らから技術供与を受けて、
宇宙船を建造する。」

 宇宙開発競争は、国家間の競争から、民間企業同士の競争になるでしょう。
宇宙船は、自動車レースのF1マシンのようになるかもしれない。
 F1マシンには、あらゆるところにスポンサーの広告が貼り付けてあります。
同じように、宇宙船の開発費用を捻出するために、
宇宙船にも、F1マシンのようにスポンサーの広告を貼り付けることになるでしょう。














































トップページへ戻る